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【NZ生活完全ガイド】留学ゼロから始めるニュージーランド生活

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目次

留学ゼロからの挑戦

私は学生時代に留学経験ゼロでした。それでも営業時代に英語を勉強しオンライン英会話を4年間で500回以上受講して目標としていた海外駐在を勝ち取ることが出来ました。

ニュージーランドに渡り、生活を立ち上げ、仕事や資産運用、子育てまで経験しています。この記事では、NZ生活を始めるために必要な情報を網羅的にまとめ、これから移住・留学・ワーホリ・駐在を考える方に「全体像」を提供することを心掛けて記載していきます。

※ここの内容はNZ北島のオークランドに移住することを前提としたものになります。
NZ南島に移住する場合でも、基本的には住宅価格以外は
同内容となっていますので安心して参考にしてもらえると嬉しいです。

NZ渡航前の準備と基本情報

ニュージーランドは治安が比較的良く、自然豊かでフレンドリーな国民性が特徴です。
ただし物価は高めで、特にオークランドの家賃は東京並みかそれ以上。

そして食品については、まず卵がめっちゃ高い。。
(卵は12個入りで平均700~1,000円くらいします💦
12個入り、20個入り、30個入り等様々な形で売ってます)
野菜も体感ですが、日本のものによって1.5~2倍くらいの価格です。
キャベツは1玉6NZドル(約500円)前後しますが人参や玉ねぎは
むしろ日本より安いです。NZでは人参や玉ねぎは㎏あたりの価格表示ですが
玉ねぎ一個でだいたい40円前後、人参は30円前後のイメージです。

その分リンゴ、オレンジといった果物は日本より安価で手に入りますし、
特に国を代表するキウイフルーツは新鮮なものが多いですので
フルーツを日常的に摂取することで健康維持につなげる、というのが大切だと感じます。

ビザの種類

  • ワーホリビザ:18〜30歳対象、最長1年滞在可能
  • 学生ビザ:語学学校や大学進学用
  • 駐在ビザ:企業派遣での長期滞在 ←私はこれです
  • 永住権:長期的な生活基盤を築く人向け

仕事で駐在する場合は、大体申請を開始してから3か月程度で取得可能です。

ここ最近は中国系・インド系の移民が非常に多く、その影響もあってか
永住権を取得するハードルが高くなっているとNZの現地人からよく聞きます。

NZ渡航前に準備すべきこと

  • 海外保険加入(医療費が高額になるため必須)
  • 銀行口座開設の準備(必要書類確認)
  • SIMカード・VPNの準備
  • Wiseによる送金準備

NZの公的医療の仕組み

  • 入院・救急・手術などの大きな医療費 → 公的医療制度でカバーされるので、対象者(市民・永住権保持者・2年以上滞在予定の就労ビザ保持者)は基本的に無料。
  • GP(一般開業医)の診察や薬代 → 公的補助はあるものの、完全無料ではなく自己負担が発生します。
  • GP診察料:大人で NZD 20〜60 程度(クリニックや地域によって差あり)
  • 薬代:処方薬は一部補助があり、通常 NZD 5〜15 程度の自己負担あり

特に医療費は何かあった時のために抑えておきたいところかと思います。
基本、永住権やResidential Visaを持つ人は手術や治療に対して公的補助があるため
あまり金銭的な心配は必要ありませんが、短期留学や2年以内の滞在の場合は
海外医療保険が必須
です。

NZの住居と生活環境

家探しの方法 (家だけでなく生活用品も探せます)

  • TradeMe:NZ最大の物件サイト
    日本でいうところのメルカリに近いフリマサイトです。
    物件以外にも日用品や様々なものが売られており、個人でもアカウントを登録して不要品を売ったり出来ます。
  • 不動産会社:短期〜長期契約に対応
  • Facebookグループ:シェアハウス情報が豊富
    Facebook marketと呼ばれるものもあり、それも個人が不用品を販売できるプラットフォームです。
    私は子供のチャイルドシートをそこで購入しました。

家賃相場

  • オークランド中心部:週300〜500NZD
  • 郊外:週200〜350NZD

光熱費・インターネット事情

  • 電気代は日本より高めで、かつ電波が若干不安定
  • インターネットは光回線が普及中だが地域差あり

月額は60-90NZD(5,000-8,000円) 程度で、日本よりは高め。

医療・行政手続き (GP登録)

NZ生活で最初に必要なのが GP登録(家庭医登録)。これにより公的医療制度を利用できます。

銀行口座開設・IRD番号取得

  • 銀行口座はANZやASBが人気
  • IRD番号は就労や資産運用に必須

IRDについては就労、銀行口座開設に必須ですが
私は先にASBで銀行口座を開設してからIRDナンバーを登録したので
先に銀行口座を作ることは可能です。いずれにせよ
現地でサポートしてくれる人を見つけることが最重要です。

交通と日常の移動

AT HOPカード

オークランドでは AT HOPカード が必須。バス・電車・フェリーで利用でき、割引も適用されます。

車購入と免許切替

  • 中古車市場が活発
  • 日本の免許はNZ免許に切替可能

英語学習とコミュニケーション

留学ゼロでもできた英語学習法

私はオンライン英会話を活用し、日常生活での実践を重ねました。4年間で500回以上の受講をしています。
(ネイティブキャンプ約400回、ビズメイツ約50回、
その他レアジョブ、QQEnglish、DMM、日経エクセドなど計50回程度)

最近では20社以上のオンライン英会話サービスがあり、どれを選べばよいか悩みますよね。
オンライン英会話を5社有料利用している私のおすすめは明確にネイティブキャンプです。
ここについては別記事でまとめる予定ですのでお待ちください。

一つだけ言い切れることは、オンライン英会話は早く始めれば始めるほど効果が
あります
ので、思い立った時が吉日と考えて少しでも早く無料体験をして
自身の英語力UPを体感することが重要です。

主要オンライン英会話の比較表

初めてのオンライン英会話であればネイティブキャンプ
日常会話はある程度話せて、ビジネス英語の会話力を伸ばしたい方はビズメイツがおすすめです。

カランメソッドとは…英語を母語のように素早く話せる力を養うための反復練習法で、講師が高速で質問し学習者が即答することで、文法と語彙を自然に定着させる会話中心の学習メソッドです。上記の比較表ではQQEnglishが対応可、と記載がありますがネイティブキャンプでも利用可能です。

Kiwi Englishの特徴

  • “Six”が「Sex」に聞こえる発音
  • “Yeah nah” という独特の表現
  • ”Tech”が”Tik”に聞こえるくらい ”e” を ”i”で発音する傾向がある

私も日本でTOEICを頑張って870点取りましたが、
それでもNZ英語には苦労させられています。
こればっかりはストレスを感じながらも現地人との
会話に食らいつく姿勢であきらめず何度も聞き取れなかった点を
聞き返す、という作業がリスニング力養成に非常に重要です。

正直、何度も心が折れかけました。現地の方にいやな顔をされても
あなたと意思疎通を図りたいんだよ、という気持ちを前面に
押し出していけば基本的にみんな優しく対応してくれます。
その点、NZは移民の国であり国民性も寛容な方が多いため
英語学習という点でもお勧めできる理由の一つです。

NZでの資産運用・お金の管理

Wiseでの送金

海外生活では資産管理が重要です。Wise を使えば日本からNZへの送金が格安で可能。
ぶっちゃけ、Wise一択でまったく問題ありません。

理由はシンプルで、為替両替の手数料が非常に安価であり
かつスマホ完結で日本円→NZドルへの両替が可能だからです。

またWiseでスーパーなどの支払もできますので
私は文字通りほぼ毎日これを使っています。

NZでの海外投資口座

日本では楽天証券、SBI証券使っておりましたがNZでは法的制約で
自由に売買ができないので、駐在中も現金を
寝かしておくことなく運用したいと考える方は検討する価値大アリ
です。

結論、NZで資産運用するならSharesies、とSimplicityで十分。
特徴を書きにまとめました。


・Sharesiesの特徴

  • 取扱商品:NZ株、豪州株、米国株、ETF、債券、暗号資産(ビットコインなど)
  • 投資単位:最低1株から投資可能
  • 手数料:取引ごとに1.9%(上限あり)、米国株は最大5USD、NZ株は最大25NZD
  • メリット:少額から始められる、幅広い商品ラインナップ

・ Simplicityの特徴

  • 取扱商品:投資信託(分散型ファンド、NZ株ファンド、NZ債券ファンドなど)
  • 投資単位:1ドルから金額指定で可能
  • 手数料:年率0.10%〜0.24%とNZ最安水準
  • メリット:長期積立に最適、シンプルで分かりやすい

NZの主要証券口座比較表

税金・確定申告

NZと日本の二国間制度を理解する必要あり。
NZでは毎年3月に確定申告を行うため日本とよく似た制度ですが、
個人で収益を上げる人は専門家の意見を参考に対応しましょう。

駐在員の生活

待遇が良く、家賃補助や保険が付くケースも多い。
年収ベースでは国内勤務の時の少なくとも1.5倍程度にはなります。
さらに駐在員は住居、通勤用の車両を駐在先の会社から提供されることが
一般的ですので、国内勤務の時よりも
手取り金額が大幅に増えると言えます。

こういった点でも海外駐在員を目指すことは夢があると言えますね。

まとめ

私の経験上、NZ生活は「準備次第で誰でも可能」です。
留学ゼロの社会人でもコツコツ努力を積み上げれば
実現できることを私自身が証明していますので
このガイドを見つつ海外生活をイメージしてほしいです。

今後様々な海外生活のリアルを記事で更新していきますので
引き続き参考にしてもらえると嬉しいです。

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この記事を書いた人

留学ゼロ、純ジャパ営業マンから海外勤務で国外逃亡
◆経歴
日本で住設系営業マン約10年‐海外事業部で経営管理3年‐NZで海外駐在で経営管理

・10年の泥臭い営業スタイルから部署異動で経営管理となり泥臭く勉強するスタイルに変貌 → Toeic870点、簿記2級、中小企業診断士勉強中
※25年科目合格(財務会計、企業経営理論、経済学、中小企業経営政策)
・オンライン英会話好き
・自然好き
・2020年コロナ禍でブログアフィリを始めるも2年で収益2,000円しか稼げず失敗

NZで生活する中での失敗談、現地英語、生活の実情をつらつらと発信しています。
今の仕事が息苦しくて海外で仕事してみたい、社会人が時間をやりくりしながら勉強を積み上げて資格を取り結果を出す方法を知りたい、という方に刺されば、という思いで記事を書いています。

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